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2015.06.20

オレの失敗は蜜の味 - 失敗について -

 やれ打つな 蠅が手を擦り足を擦り

ダメでした そうカンタンに蠅を打ち殺せなんだ。

いつもの僕らならいとも容易く蠅を退治してるところなんですが、

仏教にまつわる選書を紐解いたからでしょう。

なんだか妙に慈愛が芽生えてしまって
目を凝らして蠅をじっとみてると憐憫の情が沸いてきて

お前は運がいい 今日の俺は殺生する気分ではないのだ さあ行くがいい

とばかり 誰もいない 直射日光に照らされギンギンに焼けた 六畳一間の部屋の簾の涼みで

アタクシはもごもごと独りごちながら 蠅叩きの柄の部分で蠅を追い払う。

 人間そんなもんス

身に付くには到底及ばない付け焼刃な勉強でも、
ついついその気になって「今日から俺は変わった」
「今までの俺とはもうちがうのだ」
みたく
これまた誰もいないのに天に向かい高らか公明正大に宣言したりなどして

丸三日、悦に浸る。 して三日後またキレイさっぱり忘れてしまう、と。

でもフツーそれ一回だけではまったく諦めがつきませんよね。

だから人は何度も何度も同じ過ちを繰り返し、そしてデッカくなっちまう

成長すると思ってる人いるかもしれませんが、この言い方にはロジックがあるので
あんまり使いたくない。ただノウノウと何も噛締めず生きてるだけでは
人間まったく成長しません。否、カラダは時の経過とともに自然デッカくはなるでしょうが、
頭の記憶は 成長しようとする意識がないことには ずっと止まったままなんです。

そりゃあまったく成長しないだなんて人間の頭をもってすれば
たとえどんなにIQ低かろうが不可能に近いことと思う。

でも成長しようと積極的に頭を働かす人とそうでない人を比較すれば
その差には大きな開きがあるはず。

とにかく動くこと動くこと そして考える
動きを続けるには失敗を恐れぬ気構えがいる。

失敗を恐れぬということは何も省みるなということではない。
逆に恐れぬからこそ何度も何度も省みることが可能なんです。

失敗を恐れぬということは失敗を楽しむということでもある。
失敗を遊ぶのです。

こういうとまた世間様からお叱り喰らいそうですが、
もちろん失敗は苦しいものです。失敗はしょっぱい味だ。
でも「良薬口に苦し」と申しますように、
失敗は人生において欠かせない絶妙なスパイスともいえるわけです。

 ・

作品においての失敗は「駄作」と呼びますね。

神経質、完ぺき主義等でそれを嫌う作家も多いと思うんですが、

美術家 横尾忠則氏がキリコを語る文章で
こんなことをいってました。以下抜粋。

‥キリコは20代で「形而上絵画」を描いた後、古典的な絵画の模写を始めます。まるで画学生のように。以降の作品はみな三流という評価です。
でも、僕はよくサインを入れたなあ、とあきれるような絵が好きなんですよ。完成作に秘密はありません。世間が駄作、失敗作と呼ぶ作品は、作者が隠さないといけない本音を漏らしていて、発掘できるものが多い。 /

つまり藝術においても失敗は、まったく活きないわけではなく
こうしたカルトな楽しみ方をしてくれる人にとっては、
よりミステリアスで良質なエンターテイメントたり得る、
ま、全部がそうとはいえないでしょうが、可能性がゼロとはいえないわけです。
全力で絶望に打ちひしがれる必要はない、と。(太宰風パフォーマンスで売りたい人は別ですケド)

 ・

これもよくある話なんで、ついでに申し付け加えますと
ネット世界においても同じことがいえる。

ネットブームの火は拍車するいっぽうだから、
ネットに夢中なあまり全力でリアルを投入する人がたくさんいますよね。
これはとても危険な行為です。

ネットはリアルとはちがいあくまで仮想なんだから、全力で臨むと必ずどこかで裏切られる。そのギャップが絶望を生むのです。

全力で臨む人たちはそれだけ純粋で素直なコってことだから
非常に酷な話かもしれないんですが、
でもだからこそ そういう繊細なコたちを救済したいと思う。

たとえ失敗しても、繰り返し繰り返し
アタクシはこうして警鐘を打ち鳴らしつづけるのです 反面ギャグで

いま分かり合えなくてもいい。
ただ絶望して自ら死を選ぶくらいなら、
ネットをお切りなさい、と。

仮想空間を抜け出した後、それでもリアルに絶望を感じるようなら
まずアタクシんとこでバカになる勉強してから考えなおしなさい、と。

 ・

では さいごに
「おかしみの中に人生の深淵をのぞかせる」名随筆家 内田百閒の名言を寄せたい。

 知らないという事と忘れた事とは違う。
  忘れるには学問をしなければならない。
  忘れた後に本当の学問の効果が残る。

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