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2016.07.23

■ 十八禁、海へ‥ (完)

考えていた

部屋のなかで布団に埋もれながら

トイレで歯を磨きながら ニオイを嗅ぎながら

考えていた

街を歩きながら

工事現場に落ちてたエロ本拾おうとして
警備員に怒られながら

デパ地下の食品売り場で
おばちゃんらと肩を並べて
試食品の漬物をタダ食いしながら

美人なエレベーターガールに誘われるまま
上階に昇り健康器具売り場に置いてあった
お試し用のバランスボールにバランス良く乗りながら
隣りのジョーバに乗りカウボーイ気取りながら

笑われてもよかった
でもアタクシはこれでも真剣に考えていたのである

誰かが話しかけてきたりなどしたけれど
アタクシはいつしか夢のなか

Umiumiumi_2















気がつけば そこは海でした

あの夏 いちばん静かな海

まだ春でしたが海は静かなものでした
ひとっこ独りいない

浜辺を歩いておりますと
奇妙な動物が波打ち際に
打ち上げられているのを目にしました

よくよく近づいて凝らして見ると
それは「ガマガエル」だった

腹をみせて瀕死のガリア人状態です

アタクシは不審に思った

いったいぜんたいなぜこんなところに
カエルが打ち上げられているのか

そもそもカエルは淡水の生き物じゃなかったか

ですがそのカエルは海へ還りたそうでした

カエルの目にも涙

アタクシの妄想かもしれませんけど
アタクシはリアルにそう感じたのです

アタクシはそっとカエルをわし掴みにすると
思いっきり海へほうり投げてやりました

カエルは「ゲコ~~~‥」と一抹の咆哮をあげながら
青々とキラ光る海へと吸い込まれる

しばらく波で見えなくなりましたが
またしばらくすると波に押されて
慌てた様子のカエルが見え隠れしてます

アタクシは何だか複雑な気持になった

いったいあのカエルはどうしたかったのか

もしこのままアタクシに巡り合うこともなく
浜辺で裏返ったままいてもいずれは死んだはず

だがこうして念願の海へ放り込まれたあのカエルとて
所詮、淡水でしか生きれぬ運命(サダメ)なのだから
どのみち死ぬのである

アタクシは良い行いをしたのだろうか それとも‥

考えていた

同じことがアタクシの人生すべてにいえるのである

アタクシは自らの正義を投げ打って
人々に真実を知らしめようとしている

だがしかし 実際問題、彼らはそんなこと
知り得たいのだろうか
あるいは知らぬ存ぜぬを貫き通して
このまま何もなかったことで死んでしまうほうが
彼らにとって好都合であり幸せなのではないか

つまりは大きなお世話なのではと

真実とはじつに単純なものである

たとえば
AV女優のほぼ9割が尻に吹き出物がある

彼女の鼻から毛がはみ出ている

社長のズラが微妙にズレている

ナル男な友だちがいるのだけど
お世辞にもカッコいいとはいえない

彼らはそれを見ようとはしない
見て見ぬふりをして
その場の真実をやり過ごしている

だがアタクシはちがう!
真の伝道師として人をなくし
世のため人のため総てを伝えてやろうと心に誓ったからだ

とはいえ哀しいかな
妙薬口に苦し、口は災いのもとなのである

皆は一様に顔を背けたりなどし
アタクシは独り退け者扱い

まるで総てが見えてるとでも
言いたげではないか

でも それはちがう
アタクシは知ってるのだ

ただ彼らは問題を遠ざけているにすぎない
だがいずれはまた問題はぶり返すのである
なぜなら問題は後には引き下がらない
ただ前へ前へと押しやる一方だから

そんなことでは
死ぬ間際が大変なこととなる
何しろ今までに先送りしてきた
問題が山積みなのだから!!!

考えている

アタクシは何も間違ってなどいない
ただそれをどうすれば
彼らの心の警鐘を鳴らせるというのか

街で道を説いても
お笑いと誤解され、吉本の方ですか?ときかれるか
キ○ガイ扱いされて警察に止められるかしかない

パソコン使って
説話を説いても、嘘だの出鱈目だのハッタリだの
好奇の目で擦り寄ってくる奇特な人間はいても
うちどれだけアタクシの真意を見抜いて下さっておるやら

リアルは妄想以上に根強くはびこり
いくら抗おうにも向こうから押し寄せてくる

アタクシとて彼らと同じリアルな存在なのである
云われるまでもなく
それは本人が一番よく知ってる

だけども負けない
それがどーした、と

病院へいきました

そう、海のみえるきれいな病院です

またNORIさん似のドクターに遭った

「 先生、アタクシもうどうにかなっちゃいそうで 」

「 どうにかなっちゃうって思うのが
  そもそも間違いなんだよね 」

「 どういうことですか? 」

「 もうみんなどうにかなっちゃってるって思う。
  問題はその後なんですよ
  どうにかなっちゃってる状態を認めたうえでね、
  さァて、どうしたもんかなと 」

「 はァ同じにきこえますが、ちがうんですかね 」

「 全然ちがいますよ、気の持ちようが 」

「 先生、きいてもらえますか 」

「 何かね 」

「 ミクシイってご存知ですか? 」

「 あ 知ってる 」

「 ちょっとトラブっちゃいまして
  今、少し人間不信に陥ってるんです 」

「 ? 事態がよく呑み込めないね 」

「 アクセス数が急増したわけです 」

「 それはいいことじゃないか?
  私なんて家族の写真をアップしたりなどしてるが
  一日アクセスあったとして一人あるかないか‥ 」

「 最後まできいてください!マジメな話です! 」

「 ‥すまない 」

「 でも次の日からそれっきり、何も音沙汰なしで
  なんだか自信失っちゃったんですよね
  彼らはアタクシに何を期待して来るのか、
  そして何に失望したのか、知りたくても
  一方通行で反応ないからまるでワカラナイ 」

「 つまりキミは依存してしまってるわけだね?
  そのミキティとかゆーのに 」

「 ミクシイです! でも依存とかそーゆーのじゃなしに
  ただ表現者としてですね、やり方が見えないっていう 」

「 それを依存とゆーのだよ。
  
  聞いた話なんだがね、
  コメントがつかないアクセス数が上がらないばっかりに
  どんどん執心するあまりカラダ壊しちゃって
  結局最期は突然連絡もなしに忽然と姿を消すとゆー
  そういったミルクティー依存症事件ともいえる
  ケースが多発してるそうだ 」

「 ミクシイだっつーの!
  でもそれは聞き捨てなりませんね。
  もしそれが本当だとするとアタクシも知らず知らずのうちに
  そんな病に冒されはじめてるのかもしれない 」

「 たとえばだ、キミがそのミなんとかに
  一ヶ月何も出入りしないなんてことが可能だろうか? 」

「 エー加減覚えろよ!ミクシイ!ミクシイ!ミクシイ!
  あ、それ厳しいかもしれない。
  ここ最近ずっとミクシイかかりっぱなしだし 」

「 ほれミロ!それを依存と呼ばずに何と呼ぶ!! 」

「 く、悔しいけどアタリです。
  実はずっと他のこともやりたかったんですが
  こっちのことばっか気になり出して
  他の創作活動が二の次になったりで、難儀しておりました 」

「 ‥しばらく時間を置いてみてはどうだろう? 」

「 そうか、そうですね、先生がそこまでおっしゃるのであれば‥ 」

「 おやっ?ちょっと待った!
  今、誰かがワタシの日記に書き込み入れてくれたみたいだ。
  返信しないと 」

「 ‥‥ オメーもやってんじゃねーか。」

考えて出た答えがこれです

ミクシイ顔出し始めて数年経ちましたが、
どうやら知らず知らずのうちサブがメインなくらい
幅をきかすようになってしまったようであります

立ち止まってようやく見えたのですが

アタクシのやりたいこととこれとはまた別だなァと
見えないつながり、アクセス数、
んなこたァアタクシにとって取るに足らない事象に過ぎなかった
だのにすればするほど深みに嵌ってしまって

いわゆるネタ披露、過剰な演出
ギャラリーを満足させるための脚色を練る作業に
日々を費やす結果と相成りました

キライじゃないだけに
でもそれだけにいづれは歯止めをかけなくてはと
思ったわけです

クオリティーの面でいえばこれらの選り抜きが
書籍に並んでもおかしくないくらい
優れたショートショートやってきたつもりでいますが
いかんせん企業の後押しでもない限り
これだけでは到底のし上がれない

機をみてまた単発はじめるやもしれませんが
今はまだ他にすることが山のようにあるってことに気付いた

ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼかァ死にましぇ~~~~~~~ん

けど 目に見えない部分でやらなきゃならないことが
たくさん見えてきたのです

時間て切ないね

つーわけで長い間
お付き合いいただいた我が同志諸君

えらく急ですが
シバラクここを留守にするので淋しく思わないでほしい
サヨナラは云うまい

だってアタクシ、生きてんだもん!!!

いづれまた何処ぞで遭えまSHOW\\

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